Interview インタビュー

フォンスインタビュー 伊部 紀子さん

●NHK「さわやかシェイプアップ」の初代体操のお姉さん●5歳からバレエを始め、陸上、体操競技、エアロビクス、トレーニングコーチと、ひたすらスポーツ・フィットネスの道を歩み続け、指導歴は25年●アスリートから企業内フィットネス、こどもから高齢者、そして女性のためのワークアウトと、さまざまな方を対象に、グループレッスンや、パーソナルトレーニング、さらにゴルフ、スキー、ランニングなどのスポーツ別トレーニングや、健康づくりのための指導とセミナーを実施●対象者に合わせた効果的なフィットネスプログラムの開発と、指導者の育成、派遣事業も行っている


スポーツフィットネス指導歴25年とのことですが、どのようなお仕事なのでしょうか?

健康になりたいという言う方に、何をしたいかという目的にあわせて、こういうことをしたら良いのではないでしょうかということを指導させて頂くお仕事です。

きっかけは何かあったのですか?

小さいときから体を動かす事が大好きで、自然に楽しいと思っていたので、そのまま中学・高校・大学と器械体操をやっていました。
フィットネスクラブのはしりのころに、こういう職業があると知りまして。
スポーツだと、それまでは成績とかで選手になるしかなかったんですけど、逆にフィットネスって「あ、こんなに楽しくていいんだ」って。音楽にあわせてジャンプして。
これがすごく楽しいなって思って、それで、この業界に入ったんです。

スポーツフィットネスの魅力は何でしょうか?

それが後ろ向きじゃなくて、すごく健康にとっては前向きであるということですね。
早く走らなきゃいけないとかではなくて、自分の走れる速さで走れば良い、その楽しさですよね。

学生の頃は体育の授業がありましたけど、社会人になると体を動かすことがほとんど無いですからね。
最近では自分でわかるぐらい、「体が動かなくなったなあ」と感じていまして・・・。

実際やってみると、もっと「あ、ほんとに動かないんだ」ってわかりますよ。
でもそのときに、動かないからやめちゃおうっていうことではなく、「これからやってみませんか?」とか、その人それぞれにとって良い事をアドバイスしていくんです。
せっかくプロポーションがいいんだから、もう少し筋肉つけてみましょうとか。
逆に痩せてる人でも、ここにボリュームつけましょうとか。

ここがダメだからここをなおすいうことではなく、良い部分をより活かしましょうということなんですね。

そうですね、やっぱり自分では悪いところばっかりしか目が行かないんですよね。
でも、スポーツクラブに行こうって言うことだけでも凄い事で、その気持ちだけでも前向きで良い事なんです。
その気持ちの前向きさがあるっていう事だけでも変わってきますよ。
なるべく良いところを見つけてあげたいと思うんですよね。
例えば着てるものからでも良いと思うんですよ。「そのウエア素敵ですね」とか。
腹筋でも1回しか出来なかったのが10回できたら「頑張ってますね」って声をかけてあげたりとか。

フィットネスに来られる方は年齢が幅広いんですか?

そうですね。年齢もそうですが要望もそうです。
パーソナルトレーナーという仕事をしていますので、やっぱり個人的な要望が多いですね。
ひざが悪いからなんとかしたいとか、ヒップアップしたいとかバストアップしたいとか。

おなかをへこませたいとか・・・

そう言われたら、じゃあまずこういうことから始めましょうとか、こういうことを意識して普段から生活しましょうとか、じゃあおなかを意識するっていう事がどういうことなのかっていうことを指導します。
仕事でもなんでも、コツってあると思うんですよ。だからやり方を教えてあげることはできる、そこにプラスして、効率よくやるためのコツであったりとか、わかりやすくアドバイスが出来たら良いなと思ってますね。
理解してもらわないと効果は無いですから。わかり始めると意識が変わりますよ。
たとえ体重が変わらなくても見た目が変わりますから、そこで言葉をかけてあげる。
少し変わった時に変化を言ってもらえたら嬉しいですからね。
大事なところだと思いますね。

このお仕事を始められた頃と現在とで、「今はこんな女性が増えた」とか、何か変化はありましたか?

どうでしょうね、あまり変わっていないかも(笑)。特に女性に関しては。
やっぱり綺麗になりたいって言うのは変わらないですね。
でも健康に対する意識はかなり違ってきたかもしれないですよね。昔はただハードにやればいいという感じだったのが、最近はヨガとか、体もそうだけど心理的にもリラックスすることが大事だというように。

あとは、最近の方が「痩せているのがいいことだ」みたいな方が多いでしょうか。
こんなに痩せているのにまだやせたいの?って。これ以上痩せたら骨になっちゃうよって。
男性から見たらやせすぎは魅力無いでしょう?ちょっとボリュームあるぐらいのほうが。女性から見てもね。
ただ、本当に病気の方もいらっしゃいますからね。拒食症とか、過食症とか。
あまりにも危ないって言うときには、聞いてもらえるようにアドバイスするにはどうしたらいいかなっていうのも考えてます。
やっぱり正面からではなく横に並んで、一緒に考えてあげられるような感じにはなりたいですよね。
やりすぎてしまったり、押し付けがましくなったりしないように。指導が悪かったときには「何がいけなかったんだろう」と考えて、サポートします。
そして安心して任せたいって思ってもらえるように努力します。
やっぱり言っていただく一言って凄く大きくて、「この間の指導はわかりやすかったですよ」とか言っていただくと、その言葉が自分の自信になったり、すごく仕事に対して前向きになれたり、やってて良かったなと思いますね。

なかなか難しい事ですが、お客様の目線に立つというのはとても大事なことですよね。フォンスも、そうでありたいと常日頃から思っています。
ところで、普段のスキンケアはどのようにされていますか?

自分の事はけっこうほったらかしになっちゃいますね。
普段はメイクもほとんどしませんし。朝もなるべく洗顔料使わないとか。
洗いすぎもよくないんでしょう?

確かに最近は洗い過ぎないスキンケアという方向に変わってきていますよね。

やっぱり自分の油が出て、潤いをつくっているわけですし。
体と同じで、お肌を甘やかさない事も重要だと思います。
夜は勿論洗いますよ(笑)。クレンジングして、洗顔して。
フォンスの洗顔料は、あの泡立ちがうれしいですよね。ちょぴっとであの泡(笑)!
泡で洗うかんじがいいんですよね。
あとは、なるべくふかないようにしています。
お風呂から上がるときも体はふかないで、濡れている状態でオイルなんかを塗ったり、なるべくはやくボディクリームを付けて、はやく服をきる。
そうすると服の中でちょうどむれているような状態になるので、お肌もやわらかくなります。

とても若々しくて元気な伊部さんですが、その秘訣はなんでしょうか?

いやいや、年相応ですけど(笑)。
でもやっぱり体を動かすっていう事と、人と関わっている仕事であるという事もあると思います。

服のサイズも変わらないんじゃないですか?

サイズはそうですね、かわらないです。やっぱり姿勢なんですよね。
姿勢が良いとプロポーションが良く見えて、きびきび動けて若く見えますからね。

普段から簡単にできるプロポーション維持の方法を教えていただけませんでしょうか?

1日に1回でも良いから背中をのばして、壁に背中をぴたっと付けて立ってみるとか、腕も上にあげてそのまま少しキープしてみるとか、そうする事で筋肉がかわってきますよね。
綺麗な姿勢を保つという事はそれを筋肉が支えなければいけないので、普段からちょっと意識する事でもかわってくると思いますよ。
ボディマッサージなんかもそうで、手で触れてマッサージする事によって、その部分を意識する。
意識する事って大事なんです。

普段、気晴らしはどのようにされているんでしょうか?

最近はしてないんですよ、普段お休みが取れないことが多いので。ま、でも楽しみは先においといて・・・。
でもちょこちょこはやってますよ。どこそこのバイキングはおいしいとか、ポイントたまったら旅行に行くとかね。
女性はちょこちょこ気晴らししてますよね(笑)。

最後に、伊部さんから見た「美しい女性」とは、どのような方でしょうか?

やはり運動指導をしていますので、姿勢の良い女性でしょうか。
体もそうですが、生き方の姿勢という意味でも。
それを持っている女性はとても素敵だと思います。


たくさんお話を伺うことが出来て、とても勉強になりました。ありがとうございました。
これからも伊部さんのご活躍を期待しております!